どう考えていこう

仕事と一言で表すことはできますが、その仕事というのはどの業種でも多種多様な事柄で構成されています。
そしてそれが何の前触れもなく、時には無秩序に迫ってくることがあります。そんな時には、優先順位をつけて段取りよく対応できればいいのですが、その優先順位をどう考えたらいいのかということは悩むものだと思います。
仕事を構成する案件をよく考えてみると、以下のように分類できます。「今すぐやらないといけないこと」「いつかはやらないといけないが、今はできないこと」「今でもできるが、慌ててしなくても差し障りのないこと」大きく分ければこんなところだと思います。次から次へとやってくる案件を、まずはこのように処理して整理してみましょう。それだけで、随分余裕が生まれてきます。
更に、この整理したものを誰が行えるかという視点で再度整理しましょう。「私がすること」「私ではない誰かでもできること」「私ではない誰かでないとできないこと」こうして仕分けしていきましょう。そうなると、まず一番にやらなければならないことが見えてきます。それは、言うまでもなく「私が今すぐやらないといけないこと」です。それがわかれば、他の案件に慌てて取り組む必要はなくなりますので、集中して優先度の高い仕事に取り掛かることができます。
しかし、慣れないうちはなかなかこの仕分けが難しいと思いますので、まずは今している仕事をメモに書きだすことをお勧めします。そしてその仕事に必要なスケジュールに案件を並べてみましょう。これはその仕事のスケジュールを確認しながら、そのスケジュールに則って先ほどの優先順位を考える為です。これに慣れれば、複数の案件を平行処理することも怖くありません。